1週間腸閉塞で入院した。
夜中にギューと締め付けるようなおなかの痛みが断続的に続いて七転八倒したが、吐いてしばらくたつとなんとか眠ることができて、朝はそれほどひどい痛みではなくなった。が、痛みはシクシクと続いたので病院に行くと小腸の腸閉塞で入院するはめになった。
腸閉塞の痛みが断続的に締め付けるような痛みが主だったので、夜中は尿路結石を再発したのかと一瞬思ったりした。
以前、出産と尿路結石の痛みについて書いたので今の自分として、どの痛みが一番つらいかと考えてみた。
痛みが一番強いのはなんといっても出産。4人産んでいるが、子供が生まれてくる直前の痛みは叫ばないといけない痛みだ。しかし、出産の痛みは「産めば終わる痛み」であり痛みの後には子供との対面が待っていて、痛みの記憶が薄れるのだ。
尿路結石も腸閉塞も症状や人によって痛みの出方は違うだろうが、私の痛みはギューと強い痛みが襲ってきて、同じ姿勢は無理なぐらいの痛みで、陣痛の中期から後期の痛みだった。今回の腸閉塞よりも尿路結石の方が痛みは強かったかもしれないと思う。
今かかりたくないのは尿路結石の方が大きい。これは痛みの強さの問題ではない。
腸閉塞は入院して、管を入れて詰まっているものを排出させると痛みはずいぶん和らぐ。鼻から管を入れるので鼻から喉にかけてがつらかった。もうやりたくないのは確か。
でも、尿路結石の方がかかりたくないと思うのは「いつ痛みが終わるのかがわからない」という点だ。
尿路結石は石がすぐに出てくれれば痛みも終わるが、石がでなければ爆弾を抱えていつ始まるかわからない痛みに耐えなければならない。これはつらい。以前の尿路結石は石はあまり大きくなかったし、排出されたのがいつかもわからないままに終わったが、もし、大きな石だったらどんな痛みなのだろうと考えただけでぞっとする。
ということで極めて個人的な意見でした。